私は高校の情報科教員ですが、ひょんなことから(以前の投稿にもありますように)、法人内の幼稚園である調布幼稚園にて、年中・年長の園児を対象に「プログラミング的思考につながる土台を育むアクティビティ」を企画し、月に1度ほどのペースで実施しています。
初めの頃は、マス目が描かれたボードと、矢印が描かれたカードを使って、スタートからゴールまで経由地点を通る道を作る活動を行っていました(ちなみに、マス目のボードやカードは自作しています)。作業の難易度を段階的に上げながら進め、通算8回目のアクティビティからは、これまでの活動の延長として、ソニー・インタラクティブエンタテインメント様のご協力をいただき、「toio」という動く小型ロボットを活用したアクティビティを実践しています。
toioを用いたアクティビティはこれまでに3回実施していますが、本日、その1回目の様子がtoio公式Xで公開されました。投稿画像をご覧いただくとわかるように、園児たちは楽しみながら活動に取り組んでくれています。
「toio」を導入した回では、「toio」を制作・販売しているメーカーが「ソニー」であると伝えると、園児は「ソニー損保ね!(違う)」とノリ良く返したり(CMの効果はすごい)、実際にtoioを体験したら「楽しい!これ、どこで売ってるの?買うわ!」と目を輝かせて発言してくれたりしています。 今の園児たちは日常的に多くの情報に触れているため、語彙力や表現力がとても豊かで、まるで大人と会話しているかのようにコミュニケーションが取れる点に毎回驚かされています。(このことについては、改めて記事にまとめたいと思いますが)toioは私のアクティビティにとって、手軽でスムーズにステップアップできる良い教材だと感じています。
アクティビティでは、園児たちの取り組む様子を多く撮影いただいていており、今後も定期的に公開していただける予定です。新しく公開され次第、またご紹介できればと思います。
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