緊急時に備えてWebカメラの再配備中…

2021年に入り、学校もスタートしました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
都内では新型コロナウイルスの感染者が昨年大晦日に1300人を超え、年明けにはあっという間に2000人超えとなり、不安な日々が続きます。

私の勤務する学校では、昨年の緊急事態宣言を機に、全教室がオンラインと分散登校のハイブリッド形式で授業を進められるよう、全教室分のWebカメラを整備しています。

今現在は、感染症対策を徹底した上で放課後や集団での活動を除き、従来通りの生活を送ることができていますが、いつ緊急事態宣言の制限が強化され分散登校やオンライン授業をすぐに再開できるよう、先日ICTの部署メンバーでロッカーに閉まっていたWebカメラを引っ張り出し全教室分(約50部屋分)のWebカメラとスタンドを用意しました。

学年や教室に合わせてスタンドとWebカメラの組み合わせを選定中の様子

オンライン授業(分散登校)の際、パソコンのインカメラだけでは、画質や画角の関係で黒板に映しているもの(登校している生徒と同じもの)を自宅受講者に見せるためには多少の工夫が必要となります。ですが、Webカメラを用いることで黒板から距離を遠ざけて、広い範囲を画質良く配信ができるため、教室で授業を行いつつWebカメラでも配信を行うハイブリッド型の際にも、板書については自宅受講者に特段配慮することなく、通常の教室での授業と同じように配信することが可能です。

画像は、ミニ三脚と三脚延長ポールを用いたコンパクトなタイプ

昨年の緊急事態宣言が出された直後は、どのくらいのスペックのWebカメラだと画面越しで授業を受けてもストレスが少なく見ることができるか、板書の際どの色のチョークを用いるとオンライン画面上でも文字が見やすいか、照明ライトを黒板に照らしてはどうか?、蛍光チョークだと見やすいか?ホワイトボードだとどのくらいのペン太さから見やすいか?などなど部署のメンバーで四六時中様々な検証を行ったものです…。

コロナショックでオンラインが普及したことによって便利な面もたくさん増えましたが、遠方やたまにしかお会いできない方と、直接対面で会話することができないのはとても切ないです。いつになったら、マスク無しの日常に戻れるのでしょうか。

早く今までのような日常が戻ってきますように…。