「実践Webディレクション! ~空中ディスプレイ~」高1コア「探究」①・②

この記事について

2020.07.18付 田園調布学園中等部・高等部 学園ブログに公開のものと同内容です。
元記事:https://www.chofu.ed.jp/blog/14149/

高等部1年 コアプログラム「情報分野」について

高等部1年コアプログラム情報分野「実践Webディレクション! 〜空中ディスプレイに表示するコンテンツ制作」では、空中ディスプレイを用いたコンテンツ制作を行っています。

空中ディスプレイと聞くとSF映画やアニメ・ドラマなどでも目にする機会のある「空中に浮かぶ画面」をイメージしますが、現在は様々な光学製品によって現実のものとなっていて、非接触が求められるコロナ禍において注目されている話題の技術です。

今回は第1回(7/11)・第2回(今回7/18)の様子をご紹介します。

第1回目(2020/07/11)

第1回目は本講座の概要説明・ゴールを確認した後、ユニコーンコンサルティング株式会社 代表取締役社長の小林様よりWeb業界の実際や動向についてお話を頂き、グループに分かれてディレクター・プログラマー・デザイナー・ライティング担当を決めました。2時間目には実際に「空中ディスプレイ」を体験して、どのようなコンテンツを作成して空中ディスプレイに投影するか各班ごと話し合いを進めました。今回の本講座ではWebの世界で実際に用いられているオンラインコミニュケーションツールやサイトを用いて各班プロジェクトを進めていきます。

第2回目(2020/07/18)

第2回目の本日は、空中ディスプレイ(空中結像)に投影する際に必要なプレート(ASKA3Dプレート)を製造販売している株式会社アスカネットの東京ショールームを訪問しました。アスカネット社 矢野様より会社の概要についてご説明頂き、ショールーム内にある大小様々な空中ディスプレイのデモ機を体験しながら空中ディスプレイの原理や仕組み、活用事例についてお話を伺いました。生徒は、実際に様々なデモ機を体験してみたことで自分たちがこれから創り上げていくコンテンツのイメージがさらに具体化されたことと思います。

今回の本校の空中ディスプレイを利活用したコンテンツ制作は、教育機関では初めての試みとなり、年度末に行われる「成果発表会」に向けてどんなコンテンツが出来上がるか、今から楽しみです。トライアルアンドエラーを繰り返しながら、引き続き生徒と共に探究していきます。

情報科 村山達哉