2022年8月9日・10日に実施の「 第15回全国高等学校情報教育研究大会(オンライン大会)」にて、「中等部1年生の変化・中等教育に求められる『情報』の在り方〜GIGA世代の小学生を迎えて感じること〜」というタイトルでオンデマンド発表の機会を頂きました。
GIGA スクール構想によって、小学校を対象にタブレット端末が配備(令和 2 年度)され、各小学校で1 年以上端末を使用した経験がある生徒が今年度中等部に入学しました。
厳密には現在(2022年度)の中等部2年生も一応GIGAの経験をしている世代ではありますが、その学年は小学校でGIGAがスタートした直後であったため、年度の途中に学校に端末が届き、生徒の話によると、学校によっては「端末が学校にやってきたけれども、小学4年生・5年生がメインで、6年生である自分たちは端末に触ることなく卒業した」、「触っても 一度や二度だけだった」や、「学校には端末が来たみたいだが、タブレット端末は他学年含め、使われていないようだった。」などといった形で、学校間や生徒間での使用経験に大きなばらつきがある状態だったようです。
本発表では、小学校で「GIGA」を経験して本校に入学した中等部 1 年生の ICT スキルの現状(従前との違い)を紹介するとともに、その児童たちが高校を卒業するまでの過程において中等教育機関に求められる「ICT・情報教育(情報科)」の在り方について、動画の形でまとめています。
動画内で紹介している内容については、また別途記事にしたいと思っております。
お時間がありましたら、どうぞご覧いただけますと幸いです。
第15回 全国高等学校情報教育研究会 全国大会(オンライン大会)について
https://www.zenkojoken.jp/15online/